獣医師の 年収 は、大病院ほど多いのか?
企業の場合、大企業と中小企業とでは、年収の他にも大きな差があります。
給与に格差があるのはもちろんですが、その差を感じるのはリタイア後です。
中小企業の年金システムは、国民年金➕厚生年金の2階建て、大企業の年金システムは、国民年金➕厚生年金➕企業年金の3階建て。
現役時代のみならず、リタイア後でも感じる企業格差。
最近では、在宅勤務制度が取り入れられている大企業が増えていて、働き方でも大きな違いになっています。
まさに「寄らば大樹の陰」で、学生が大企業を就職先で目指すのも、それ相応の理由があるからなのです。
一方、獣医師の場合はどうなのでしょうか。
大病院、企業動物病院に入れば年収はいいのでしょうか。
「一般に規模が大きい動物病院ほど、年収が高いというイメージかありますが、実際にはそうではありません。
「病院規模=年収高」ではないのです」(承継開業コンサルタント・西川芳彦氏)。
「最近では、年収を気にする勤務医が減ってきていると言われます。
その理由は、
年収が高くなる分、責任が重くなり、仕事もきつくなるからです。
自ら進んで責任が重く、きつい仕事はしたくないと考える勤務医が増えているということでしょう」(西川氏)。
一般サラリーマンでも、出世よりも休みや自分らしい働き方を重視する傾向が強まっていますが、その理由は、勤務医と同じです。
職種は違えども、若い人たちが考える仕事に対する意識は同じだということでしょうか。
獣医師の年収から考えると 開業 は得か?損か?
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